厳冬期ならではの風 -西天狗岳-
昨年春以来の天狗岳。その時は桜平からの東天狗岳でしたので西天狗岳は相当久しぶりです。お昼頃から結構風が強くなる予報にもかかわらずスタートも遅め。どうかなぁと思いましたが案の定強風に煽られる厳冬期満喫の結果となりました(笑)
この時期は唐沢鉱泉に上がれないこともあるので、やはり雪も少なめといったところでしょうか。朝8時頃で道路脇の駐車帯は満車近い状態で、遅いスタートの組ということになります。西尾根は距離こそ短いのですが黙々と登るイメージが強いので夏場は避けたい場所のひとつです。尾根に乗ると既に強めの風で木々が軋み色々な音色を響かせていました。よく踏まれた登山道はノーアイゼンでもいけるくらい歩きやすいコンディションです。森林限界を超えるまでは第一展望台と第二展望台を通過するのですが、そこから見る赤岳や阿弥陀岳がいかにも風が強そうな様を見せつけていました。
最後の岩石帯の登りも雪で埋まっている分登りやすくはあるのですが、時折ハイマツがひっかかるような積雪量でした。ただこの頃には強めの風もコンスタントになっており、突風で2度ほどよろけるくらいの強さになっていました。12本爪で歩くのも今シーズン初、風もさらに強まる予報なことから山頂前のハイマツ帯手前を本日のゴールとしました。
その後樹林帯で風をかわしながら休憩してからのんびり下山。展望台や樹林帯では時々陽も射しこみのどかな気持ちにさせてくれました♪
休業中の唐沢鉱泉。スタート時は青空が広がっていました
西尾根は何年ぶりかな
まずは尾根を目指して黙々と
この辺りは積雪量もまあまあです
さて尾根を登り詰めましょう
第一展望台から見る南八ツ
この眺め久しぶりです
森林限界を越え岩石帯へ
久しぶりの強風に2度ほど煽られました
雪がついて夏より歩きやすいのですが風がなかなか•••
写真ではわかりませんが蓼科山方面も風が強そうです。山頂直下ハイマツ帯手前を本日のゴールとさせていただき下山します
第二展望台方面
何度か登り返しながらの下山です
南八ツも雲がどんよりしてます
第一展望台まで戻ると陽が射し込みはじめました
強風で木々の軋み音が響きます
心地よい感じで下りてきた尾根
麓のパンドトナリテさんでパンをいただきながらの和みタイムでした♪