久しぶりの編笠山で花三昧♪
この週末山行は八ヶ岳最南端・編笠山でした♪ 前日夕方決定の予定にはなかった山行です(笑)
多分2年間くらいは来ていなかった編笠山ですが、八ヶ岳全般でも7月に登ることがほとんどなかったので出会った花たちがとても新鮮でした。少し遅めのスタートですが山頂ー青年小屋ー巻き道下山で権現方面には行かないので余裕です(権現に行ける時間は十分ありますが)
少しガスが漂う笹の尾根を進んでいくとすぐに色々な花が咲いていました。針葉樹の葉先も結露で白く光ったように見えています。編笠山は難度の高い山ではなく老若男女さまざまな方が登られる山ですが、山頂までほぼストレートに登る登山道は決してラクな感じではなく、わが家ではコンディションを見るバロメーター的な場所とも言えます。花を撮りながら登って巻き道との分岐・押手川に到着。ここから山頂までは徐々に急登となり登山道も狭い場所が増えるので一歩一歩進んでいきます。
森林限界に到達するもガスが多めで南アルプス方面も真っ白。山頂に着いたときは権現岳、赤岳も少し見えていたのですがすぐに真っ白になります。それでも無風といっていいくらいのコンディションだったのでコーヒーを淹れ、軽食をとりながらゆっくり過ごします。その後青年小屋まで行くとたくさんの登山客で賑わっていました。夏山〜♪といった感じです。小休止した後ガスの取れる気配も全く無いことから予定通り巻き道で下山しますが、巻き道は北八ヶ岳さながらの苔の森、癒しの登山道なのですが足元はぐちゃぐちゃです(笑)
下山時には多数のグループや家族連れが登って来られました。まさに夏休みといったところです♪ 段々と気温も上がり湿った空気がうっとおしく感じるころになるとそろそろ登山口に到着、本日の山行終了です。わが家の懸念材料のひとつ「アブ」ですが、もうアキアカネが飛び始めていて(先週の美濃戸口でも飛んでいました)さほど気になるレベルではなくなっていました〜^^
朝のうちは晴れも期待できたのですが・・・
押手川からは徐々に急登
ズームでこの距離、ついていけません(笑)
東側からの雲が多すぎ〜
このあとはず〜っと真っ白(笑)
花の名前は全て省略させていただきました(笑)^^v
雨ニモマケズ、コマクサに会いに♪
三連休は最終日が好天に恵まれた感じのお休みでしたね(場所にもよりますが)。当初は久々に権現岳&ギボシに行くつもりだったのですが、天気に合わせた山行がモットーなのと南麓のアブ攻撃が苦手なわが家としては速やかに予定変更となり根石のコルに咲くコマクサに会いに行ってきました。
というわけで車中泊なしで早朝自宅を出発して登山口桜平へ。連休2日目なので初日の日帰りまたは2日目早帰り組が帰られれば駐車スペース有りと睨んで行くとまさにゲート直前に1台空きのラッキーパターン。今秋には150台規模の駐車場ができるらしいので駐車スペースに困ることは無くなりそうですが・・・^^;
夏の緑色が雨に濡れてツヤツヤと輝いている登山道はさすが三連休、たくさんの方々が歩かれていました。いつものペースでいつも通りにオーレン小屋まで行くとたくさんの人で賑わっています。端っこのほうの空いてるベンチで小休止してすぐに上へと向かいます。硫黄岳方面に比べると箕冠山方面は人が少なくなるので、白いベールに包まれた樹林の登りを楽しむことができます。
箕冠山を過ぎて根石のコル手前に差し掛かるとさらに真っ白い世界が広がり、根石岳山荘も何も見えません。風はさほど強くなく5〜6mくらいな感じ。コルに降り立つと今年初のコマクサにご対面です♪ コマクサは風雨のなか可憐かつ凛とした佇まいで咲いていました。写真を撮ったあと根石岳山頂まで行ったところで雨が少し強くなってきました。本当は天狗岳直下の花がたくさん咲いているところまで行く予定だったのですが、本日はここまでで戻ることにします。帰りは雨足も強くなってきたので夏沢鉱泉前の東屋で小休止してのんびり。その後桜平に着く頃には傘も不要なほどになっていました。
こうやって高山の花を見ちゃうとまだ間に合う南側稜線の花たちも見たくなってしまいます。タイミング的に行けるのか〜?(笑)
ー番外編ー
今回は下山後に麓に宿泊しました。場所は美濃戸口に昨年オープンした「山小屋風の宿泊施設を備えているオーベルジュ・Yatsugatake J&N」さん。
小屋的な2段ベッドでの宿泊スタイルですが、戸で仕切られるので完全なプライベート空間になり、閉め切っても狭苦しい感じはないと思います(ボクは小柄なのですが)。お風呂やトイレもとても快適な作りになっていて心地よいです。
1階がレストランになっており、食事は宿泊にセットするかアラカルトで注文するか、はたまた完全素泊りにするか自由にチョイスできます。他のお客さんに迷惑にならないレベルでチェックイン後はレストランや外のテラスで自由にくつろげますし、レストラン終了後には水やお湯、インスタントコーヒーや紅茶などのサービスもあります。
ご主人はもともとパティシエとのことでケーキをいただくつもりだったのですが、お腹とのタイミングが合わず見送りに。次回はぜひともスイーツをレポしたいと思います(笑)
宿泊翌朝は美濃戸の別荘地をたっぷりと散歩。途中住民の方と延々と立ち話するなど贅沢な時間を過ごさせていただきました。この日は帰るだけにしていたのですが少し早すぎるので尾白川渓谷に少しだけ立寄り、黒戸尾根登山口道標を眺めて(笑)駒ヶ岳神社でお参り♪ その後生信玄餅を購入して帰途につきました〜^^
(ん? これって少し前にどなたか購入していた??(笑))
夏沢鉱泉野菜健在♪
いい感じの樹林帯を静かに登ります
本当ならここから根石岳山荘&根石岳、そして両天狗がみえるのですがねぇ〜
そして今年のコマクサにご対面♪
今年のコマクサ写真、担当は奥さんでした(あ、花はわりと多いか・・・)
今日は根石岳で引き返します
この方、雨とか雪とか槍?とか降るとがぜん元気になります(笑)
そして日の暮れゆく美濃戸口「Yatsugatake J&N」
こちらは本物ではございません(笑)
チェックアウト後は尾白川渓谷へ♪
尾白川渓谷もそこそこ暑い・・・黒戸尾根なんて熱中症になりそう(笑)
駒ヶ岳神社でしっかりお参り♪
「夏」って感じですね〜♪
自宅用と車中用ということで・・・^^v
大菩薩の苔に癒されて♪
このところ、日本各地が素敵な暑さに見舞われつつありますが、そんな中暑い甲府盆地に隣接する大菩薩嶺へ。山だし、標高も2000mはあるし、まぁ涼しいっちゃ涼しいですが、日中ともなるとそこそこ暑いイメージを拭いきれない大菩薩嶺です(笑)
この日は近場で済ます予定でしたので、そうなると一番手軽な大菩薩嶺となるわけですがご存じのように「富士山を眺めながらの開放感のある稜線」なのですが、わが家的には大菩薩峠と熊沢山の間にある樹林帯が結構お気に入りです。今回も雨をたっぷりと吸い込んだそんな苔たちに癒される山さんぽとなりました♪
手軽な2000mとして人気が高い大菩薩嶺は子どもからお年寄りまでとにかく年齢層が広いこと。コースも短めから長め、はたまた思いっきり縦走と多岐にわたります。この日もゆっくり目に登山口の上日川峠に着くとメインの駐車場は満車一歩手前状態という相変わらずの人気っぷり。それでも稜線に登る途中はそれほど人にも会わずのんびりと歩けました。稜線は広いので行き交う人々といった感じで流れいく雲を眺めながら大菩薩峠へ。さすがに峠ではたくさんの方々が休憩したりしていましたが、そのままスルーして目当ての樹林帯に突入(笑)案の定期待を裏切らない光景が広がっていました。多分この樹林にいた時間が一番長かったかもしれません。
この後は大好きな石丸峠から小金沢連嶺へと続く尾根を眺めて下山です。この頃には気温も上がってきて風の抜けない樹林帯では少々暑苦しい感じでした。意外に飽きる下る途中では上日川ダム(大菩薩湖)が間近に見えてきますが、思ったほど水位は下がっていないようでした。ダム近くに下りたらそこから上日川峠までは少し続く登りで登山口に到着です♪
帰りは毎度と変わらないパターンなのですが、この日は身内に頼まれた買物もあったので、信玄餅で有名な桔梗屋さんの工場直売所へ立寄りお買い物。むしろこっちのほうがテンションが上がったような、そんな週末でした♪(笑)
ガスが湧いては流れ、湧いては流れていつもの稜線が・・・
大菩薩峠までサックリ歩いてお目当ての樹林帯へ♪
苔の森に癒されたあとは開放感たっぷりの石丸峠
下山時唯一涼しげな沢でひと休み♪
本日の戦利品の一部♪(笑)
とある方からリクエストがありましたので写真1点追加です(笑)
山侍さんの岩(笑)
シリーズ「鎌倉」♪
今回は山行ではなく、勝手にシリーズ化しつつある(笑)鎌倉散策です♪
しかも、ハイキングコースなるものを歩いたのはほんのわずかで今回はお寺とカレーが目的です。以前から一度行きたいと思っていた妙法寺というお寺なのですが、通称「鎌倉の苔寺」と言われているお寺です。といっても苔むす立派な庭園とかではなく、一部の石段が苔に覆われているのが由来のようです。写真のテクがイマイチで上手くお見せできないのが残念ですが、なかなか綺麗な石段でした。石段を登り詰め尾根筋まで出ると鎌倉の他の尾根同様に由比ケ浜や富士山を望むことができます。基本的に鎌倉の寺院はメジャーどころ以外は規模も小さく質素で静寂漂う感じがありますが、このお寺もそんな感じのお寺でした。
その後は以前に当ブログでも紹介した「祇園山ハイキングコース(約30分)」を経て目当てのランチへGO!ですが、さすがにこの季節になるとそこそこの暑さになっておりまして、そろそろ鎌倉ハイクも秋まではお休みに突入かなといった感じでした。
そしてランチは最近鎌倉で行きつけの「燕CAFE」さんの燕カレー♪ 5種類の野菜を煮込んだスープに植物性素材のカレールーと香辛料を加えたオリジナルカレーは夏にぴったりのカレーでした。
お昼を過ぎると梅雨の晴れ間を狙っての観光客の人々で溢れかえってきたので早々に退散。苔とカレーに癒された週末となりました〜^^
仁王門の先に苔むす石段があります。もちろん歩行禁止で保護されているので、横に迂回路があります。
お寺の上の尾根まで上がるとこの眺めです。雲が少しかかっていますが、富士山も見えました。
祇園山ハイキングコースは段々と暑さが厳しくなってきました。
燕CAFEの縁側。網戸から抜ける風が心地よいです。
こちらが新メニューの「燕カレー」。自家製ぬか漬けとサラダがつきます。
癒しの尾瀬沼
山を再開してから八ヶ岳を南下しつつあったのですが、上に行くというより木や草花の香りを感じ、鳥の声を聞いて自然を感じたい衝動にかられ、今年は早くも水芭蕉が終わりを迎えたという尾瀬沼へ行ってまいりました♪
いつものように土曜の夜に出発し高速のSAで車中泊したのですが、暴走族に安眠を妨害されてしまったおかげで翌朝1時間の寝坊となりました。でも大丈夫、尾瀬沼に行く登山口・大清水は一ノ瀬までの林道3km区間で低公害車の営業運行を始めており、通常コースタイム1:10のところを15分(片道700円)で運んでくれるのです。「文明の利器」ありがたや〜(笑)
というわけで、林道ダラダラ歩きを割愛して沢沿いの登山道から入山。ここから三平峠までは登りでそのあとは尾瀬沼へと下っていくのですが、そこはさすが尾瀬でして木道や階段の設置がかなりの割合で施されています。階段も段差を少なくしたものがほとんどなので、登りも下りもラクに歩くことができます。このルートで三平峠から尾瀬沼までの間は積雪期は直登ルートなのですが、グリーンシーズンは整備された木道階段をぐるりと歩くことになります。
尾瀬沼山荘が見えてくると、のんびりと朝の支度をする人や休憩の人が朝の尾瀬沼畔の空気を楽しんでいました。残雪期に登った燧ヶ岳を眺めながら一息入れたあとは、完全歩道(木道)を得意な花の写真を撮りながら進みます。このあたりで樹木で日陰になってるところや木道の陰で、残りわずかな水芭蕉を見ることができました。カッコウの声も遠くで響き渡っていました。
長蔵小屋を過ぎ尾瀬沼ビジターセンターに着くと、さらにたくさんの人で賑わっていました。その先の大江湿原入口付近まで行き、風景を楽しんだ後はビジターセンターや長蔵小屋の休憩所でのんびりすることにします。ビジターセンターの中へ入ると「水芭蕉を折り紙で作ろうコーナー」があって、奥さんがハマります。その間ボクは花の展示パネルなどで花の勉強をしていました(笑)
その後、長蔵小屋の休憩所でわが家定番のお稲荷さんと、けんちん汁やぜんざいでの〜んびりとくつろぎます。残雪期にはこの休憩所も閉鎖してるので、ここでのんびりするのも目的のひとつでした。
この日は早めに帰宅するつもりでしたので沼は一周せずに、途中尾瀬沼山荘で花豆ジェラートのソフトクリームをいただいてボチボチと下山します。来た道を戻るのですが、まだお昼前のため尾瀬沼へ向かうたくさんの方々と行き交いました。さすがに帰りは「文明の利器」のお世話にならずに林道をちゃんと歩いて帰り大清水登山口に到着。この後途中の日帰り温泉で汗を流し、特に目立った渋滞も無く帰宅できました。
今週も楽しく自然の中を歩けたことに感謝です♪^^
朝お世話になった営業運行している低公害車。今日はこの一ノ瀬休憩所からスタートです。
朝の沢沿いはひんやり心地よい風が吹き抜けていました。
三平峠を越えていき尾瀬沼山荘へ到着。
鏡のようにとまではいきませんでしたが、逆さ燧が出迎えてくれました。あとは完璧なまでの木道を歩くだけです♪
このあたりでカッコウの声が響き渡っていました。
こちらが長蔵小屋裏手にある無料休憩所。いい雰囲気です。
少しだけ濃い味のけんちん汁は汗をかいたカラダに染み入ります。ぜんざいは大きめのあずきの食感がいい感じでした。
尾瀬沼ビジターセンター内の折り紙コーナー。そして奥さん作の完成品がコチラ(笑)
大江湿原。今日はここで折り返します。
癒しのワタスゲ。(これは知ってる^^)
花豆ジェラートで作られたソフトクリーム。お豆の風味が美味しいです。