奥多摩初心者の山さんぽ♪
タイトルの通り奥多摩は全く歩いたことがないのと下山後に立ち寄りたい場所もあったので、そんな初心者にふさわしい三頭山を歩いてきました♪
朝9時前くらいに都民の森駐車場に到着、まだ半分以上は空いていましたが到着する路線バスから続々とハイカーたちが降りてきていました。そんな中、まるで御上りさんのようにキョロキョロと写真を撮りながら三頭大滝へ向かいます。ウッドチップを敷き詰めたこのコースはまだ新しい木の香りに癒されるフカフカの道でした。
観光気分で滝を眺めた後は都民の森を周回する「石山の路」へと進みます。この石山の路から深山の路へと進み、ムシカリ峠までは登山道らしい楽しいコースで結構楽しむことができました。ムシカリ峠で他のコースと合流してからはたくさんのハイカーと行き交います。山頂(西峰)も広葉樹に覆われていて、それほど暑くない中で食事休憩することができました。
休憩後は鞘口峠方面へ下山します。時間もお昼を過ぎてわずかでも標高が下がると、段々と周りの空気が暑くなってきましたが、終始樹木で陽射しが遮られていたお陰で気持ちよく歩くことができました(もちろん汗はしっかり吹き出していましたけど 笑)。
完全に観光モード 笑
とっても大きなトチノキでした
生藤山方面のようです
三頭大滝 少し水量が少ないのかも
滝見橋がイイ感じに見えます
石山の路下部は沢沿いで気持ちいい〜
終始広葉樹に覆われて涼しげです
少々のアップダウンを繰返して大沢山に到着
眺望用? 樹木が切り開かれていました
立派な避難小屋です
三頭山山頂。そばには山梨百名山の標柱もありました
下山もブナなどの巨木に癒されながら進みます
東屋的な見晴し小屋
針葉樹林側は崖のように落ち込んでいます
都民の森の森林館
個人的にはとっても美味しいコーヒーでした
夜ご飯はこんな感じで♪
大盛況♪ 花の名山・入笠山
近所の山さんぽ以外ではGW以来の県外で、ゆる〜く花を楽しめる入笠山を歩いてきました。
富士見パノラマのゴンドラが動き出す前に入笠湿原に着くように7時前に沢入登山口を出発。この時点で駐車場の車の入りは半数程度でした。まだ朝ものの残る気持ちの良い登山道を歩き50分、入笠湿原入口のゲートをくぐると脇のせせらぎで一輪の九輪草が出迎えてくれ、入笠湿原もまだ朝の静けさを保っていました。その後も九輪草やレンゲツツジなどの写真を撮りながら上へと向かいます。山頂へ真っすぐ登る「岩場コース」は樹林の中では涼しい風に癒され、山頂手前ではレンゲツツジに癒されました。山頂ではまさに梅雨の晴れ間といった極上のお天気で360°の風景を満喫。しばらく休憩していると段々と人も増えてきたので撤収することにします。
帰りはマナスル山荘前の花畑ですずらんを楽しみながらの散策です。この頃にはまるでどこかの公園のようにたくさんの人々が行き交います。ある程度楽しんだ後は人ごみを避けるように下山しました。
沢入登山口に戻ると駐車場は車であふれていて、まだまだ車が入ってきていましたが係員の方が的確に案内整理されていました。
冬も夏も手軽に登れて素晴らしい眺望も楽しめる入笠山は、やはり早朝からがベストかと。グリーンシーズンも素晴らしいけど個人的には冬のほうが好きかな・・・笑
晴れ予報の朝もやはナイスなパターン
一時間ほどで入笠湿原到着
クリンソウが出迎えてくれました
ゴンドラ運行前で静かな湿原
最高のお天気です
湿原のアヤメ
クリンソウの群生地
クルマバソウかな・・・
シロバナノヘビイチゴ
スズランの咲く花畑は帰りのお楽しみに
積雪期にモフモフだった樹林帯を登ります
山頂直下のレンゲツツジ
まだ比較的空いている山頂。360°パノラマです
可憐なスズラン
スズランもそろそろ終わりのようです
林道脇のクリンソウ
白い花 笑
入笠山は冬も夏も手軽に楽しめる山でした♪
2018年 八ヶ岳グリーンシーズンイン −権現岳−
GW後半は2018年八ヶ岳グリーンシーズンインとして権現岳へ。当初テント泊を予定していたのですが、少し冬に逆戻りした感じの天気予報だったので日帰りピストンに変更。どうせならとトレーニングを兼ね装備を10kg超にして歩いたのですが、それはそれはとても良いトレーニング山行となりました(笑)
場所によってはなかなかの強風が吹き抜けるコンディションでしたが、好天に恵まれたGW山行となりました♪
少し低めの気温が心地よい朝です
陽の射し込む樹林帯をゆるりと進みます
このルートはやはり前三ツ頭までがじわりと効いてきます
時折突風が吹き抜けます
三ツ頭手前から見る青年小屋。編笠にもほとんど雪は見られません
恒例、三ツ頭からのラインアップ
三ツ頭からの下りが一番残雪が多かったです
このアングル、昨年と同じような・・・(笑)
少々の岩場を通過して山頂祠が見えてきました
山頂先の分岐のあたりが風が弱かったのでひと休み〜
権現岳山頂
ギボシから編笠
前三ツ頭から見る山麓
南アも雪が少なくなりました
前三ツからが長く感じるんですよね〜^^;
おつかれさまでした
安達太良山にはほんとの空がありました♪
GW前半は年に2回の墓参で福島へ。この数年、天候その他のタイミングが合わずに登ることができなかった安達太良山にようやく登ることができました。
朝、東北道安達太良SA車中で目を覚ますと快晴で安達太良山もくっきり! 朝食を済ませて登山口へと向かいます。登山口駐車場では好天に背中を押されるように皆さん足早に出発されていました。時間も十分あるので当然ロープウェイは使わずにちゃんと登ることにして出発します。スキー場スタートなのでゲレンデを歩き始め道を確認していたところ、地元の方らしき人がいたので後を歩かせていただきます。ところがこの方、登山道をショートカットしてゲレンデを直登、結果この直登が本日一番の核心部となりました(笑)
スキー場を回り込むようにつけられている登山道はまだ泥濘の残る、意外に登らせてくれる登山道でした。ロープウェイ山頂駅が近くなってくると薬師岳展望台に到着。稜線が一望できるとても気持ちの良い場所でした。ちょうどロープウェイが運行開始したこともあり、ここからは山頂駅からの登山者も合流してきます。雪が残っているところもありましたが、概ね良く整備されている登山道は多くの登山者を受け入れてくれる優しい道に感じました。辺りの風景を楽しみながら登っていると安達太良山のシンボルである「乳首山」がもう目前です。
乳首山といわれる岩峰の手前は稜線上の広場のようになっていてあちらこちらで休憩したり食事したりとたくさんの方で賑わっていました。せっかくなので岩峰に上がってみると360°のパノラマ。時折強めに吹く風に少し煽られながら、景色を目に焼き付けます。山頂でのんびりした後は少しだけ稜線を進みますが、1700mの山とは思えない眺めでした。活火山であることもそうですし、緯度が高いところの山だなぁと感じました。沼ノ平という火口跡を望む牛の背分岐からくろがね小屋方面へと下山するのですが、こちら側は残雪もやや多めで雪渓を楽しむことができました。くろがね小屋付近は場所によっては硫黄臭が強く休憩等も不可のようでしたのでスルー。ここからは標高も下がり午後ということで気温も高め、単調で特筆するようなものもなくゴールまでは少々退屈な道のりとなりました。
今回、念願の安達太良山を歩いて感じたことは、麓から眺めていたイメージと全く異なるスケール感があったことでした。確かに「ほんとの空」はありました。^^
このあとのゲレンデが本日一番の核心部 笑
まだ雪解けによる泥濘が残る登山道でした
薬師岳から見る稜線
ナルホドナルホド・・・
登りで一番の残雪地帯でした
山頂のシンボル?「乳首山」
たくさんの方々が思い思いにくつろいでいました
岩峰(乳首山)からの眺めは360°パノラマ
左側奥に磐梯山。次回は登りたいですね
開放感たっぷりの稜線
ふり返り見る安達太良山山頂
気温も高いのでしょう。福島市方面が霞んでいます
火口跡の沼ノ平。すごい光景です
牛の背下部からみた岩峰。積雪期にこのルートを登ってみたいです
峰の辻も広々として休憩にいい場所でした
一気に下りま〜す
硫黄臭の漂うくろがね小屋
春爛漫 −大出山(ミツバ岳)−
三椏(ミツマタ)で有名な西丹沢の大出山を歩いてきました。大出山といっても「??」となる方が多いかもしれません(自分も以前はそうでした)。一般的にはミツバ岳と呼ばれている山なのですが、実は個人所有の山で厚意により歩かせていただける山のようです。隣にある世附権現山とともに地図では破線扱いのルートなのですがミツマタの季節にはたくさんの方々が訪れるため、何処が「破線」?みたいな感じになっています。確かに10年近く前に世附権現山付近を歩いたときにはやや不明瞭な箇所もありましたが、自己責任の範疇でそれも丹沢山塊の魅力のひとつだと思っています。
今回は時間も距離も短いピストンなのでラクチンではあるのですが、この付近は滑りやすい地質の上に意外に急登が多いので足さばきには注意が必要です。行動中、山頂ともにファミリーや団体さんも多く、ミツマタに囲まれたまさに春爛漫といった空気に包まれていました。丹沢湖畔の桜もまだまだ見頃で山の春を満喫できた一日でした♪
駐車スペース付近の桜が綺麗でした
このあたりの植林帯は何処も急登です(笑)
小さな芽が吹き出していました。もうすぐ新緑の季節を迎えます
山頂から望む丹沢湖
麓のミツマタはそろそろ終わりですが山頂付近は十分綺麗でした
霞んでいますが富士山も見られます
登山口付近からの風景♪