温泉ついでの山さんぽ
ゆるい山歩きが続いておりますが、今回もさらにゆるい感じです♪
雪もかなり少なめの赤城山のなかでもさらに少ない小沼一周のお散歩です。風もなく陽射したっぷりの完全結氷した沼の湖畔にはファミリーテントなども見受けられ、のんびりした冬の休日といった感じです。
ハイキングコースもところどころで土が露出しているような積雪量でコース上の長七郎山ピークは半分泥濘状態。それでも腰をおろしてのんびり景色を眺めて、霧氷が融けて落ちてくるミストを浴びながら約2時間ほどのさんぽを楽しむことができました。
そしてメインディッシュとなる今宵の宿場・伊香保温泉へと車を走らせるのでした〜♪
かろうじて残る霧氷
展望地から望む大沼と黒檜山
固く締まったハイキングコース。凍結箇所には要注意です
いつもなら雪庇が張り出している場所もこんな感じです
完全結氷した小沼は天然スケートリンクですね
そして伊香保温泉・石段街へ♪
新春の石割山
昨年11月下旬に北八ヶ岳で新雪を踏んでからほとんど山に登っておらず年が明けても超ゆるゆるスタートなのですが、新年ということもあり富士山&神社セットのありがたい石割山を歩いてきました。8合目付近にある石割神社は大岩を御神体とする神社で、岩の割れ目をを3回通れば幸運が開けるといわれています。久しぶりに訪れて新年ということもあり、しっかり3回通ってお参りさせていただきました。悪いことをした人は岩に挟まれてしまうという言い伝えもあるようですが、無事に挟まれることなく通ることができました(笑)。山頂では気温は低めながらも風も穏やかだったので少しだけのんびり。人も少なくのどかな一日でした♪
登山口に向かう途中、山中湖パノラマ台付近からの富士山。南アルプスもしっかり見えていました
参道でもある403段の階段からスタートします
石割神社・右の大岩の割れ目を3回通ってお参りします
新年のせいかいつもよりきれいなような・・・
石割山山頂からの富士山と山中湖
小さく周回する下山道からは三国山稜やカヤトが広がる鉄砲木の頭が望めます
ポカポカな登山道
樹林帯を下りたところの堰堤は凍てついていました
北アルプス北部エリアで遊ぶ週末♪[トレッキング編]
先週末、大町で「北アルプス100年祭」が開催されるのに合わせて信濃大町界隈で遊んじゃおう企画を実行してまいりました♪
せっかく行くのですからパートナーのリハビリがてらちょい歩きで中遠見から日本で4番目の氷河認定待ちと言われている「カクネ里雪渓」を眺める作戦。もちろん五竜岳には登ったことが無く遠見尾根も初体験なのでワクワク楽しさ倍増です。
五竜岳まで登る始発組が出たあとにゴンドラに乗り込み出発。好天の朝はテンションも上がります。ほぼ雲ひとつない青空、気温もやや高めで登りだと汗ばんでくる陽気でしたが時折吹き抜ける風は明らかに秋のひんやりとした心地よいものでした。いい感じに色づいてきた紅葉の写真を撮り、行き交う登山者の方とお話ししながら歩を進めます。
そうこうしているうちに小遠見山に到着。360°のパノラマが広がっていました。爺ヶ岳から白馬方面まで見事な稜線が出迎えてくれました。もちろん小遠見からもカクネ里雪渓が確認できました。せっかくなのでベンチに腰を下ろして眺めを楽しみました。
その後中遠見までは30分程度と思っていたのですが30分かからずに着いてしまい、大遠見まで行こうかなとも思いましたが今日は他にも目的があるので欲張らないことにします。中遠見までくると雪渓はさらに間近に感じられ下部の沢筋までクッキリ見てとれました。ここから先は次回の楽しみにとっておき、来た道を引き返します。
朝より日の位置が高くなり下山で方向が変わったこともあり、紅葉がさらに綺麗になった感じがします。この時間になると小遠見山までのハイカーの方々がたくさん登ってこられていました。帰りはアルプス平自然遊歩道やロックガーデンといった五竜高山植物園内を散策しながら下ります。いわゆる夏の高山植物の季節ではありませんがほんの数株のコマクサなどが咲いていたりと、花のトップシーズンは見事なんだろうな〜と思わせる植物園でした。
お昼も近くなっていたのでゴンドラ山頂駅のレストハウスでピザとホットドリンクで軽い昼食に♪ 少しのんびりしたあとは次の目的へと向かうのでした・・・^^
この眺め、テンションあがらないわけがない・・・
フムフム、ナルホド・・・
ケルン、道標、くまさん・・・いちいちテンションが上がります(笑)
見返り坂という場所から振り返るとこんな眺め♪
いい感じに色づいてきています
おとなり八方尾根の八方池山荘が見えます
先に見えるのが小遠見山のようです
ほほう〜ナルホド。これホームページにも載っていましたね
小遠見山頂。360°パノラマでした♪
爺ヶ岳から唐松岳までの稜線パノラマ by スマホアプリ♪
カクネ里雪渓はまだ少し遠い感じがしますね
ズームイン!
なんだか立派な看板ですね〜
まさに自然の造形美
五竜岳もだんだんと近くなります
「カクネ里雪渓」中遠見の少し手前のこの場所がいちばんよく見えました
中遠見到着〜♪
ここから先は次回のお楽しみ^^
今度は積雪期にも見てみたいものです
アルプス平自然遊歩道より
高山植物園内
コマクサ・ハクサンイチゲ・カライトソウ
ワタスゲ・きのこのピザ・ミソガワソウ
北アルプス北部エリアで遊ぶ週末♪[山麓編]
北アルプス北部エリアで遊ぶ週末、その名の通り観て食べて散策してといった、いわゆる観光的なことです。今回の企画は「北アルプス100年祭」で販売される手ぬぐいが欲しかったことから始まりました。
中遠見から下山したあとは「北アルプス100年祭」の会場に向かいスタンプラリーの台紙などをもらいウロウロ。台紙で無料になるので大町山岳博物館も見学。その後大町市八坂地区の宿のお風呂で汗を流します。この八坂地区、大町市街から東側にひとつ山を越えたエリアなのですが集落的な趣のあるところでした。
さっぱりした後は日没をめがけて大町市街と北アルプスを望める鷹狩山へ車を走らせます。街の灯りがともる前でしたので中途半端な時間でしたが静かないい眺めだな〜と思いました。宿は食事なしでしたのでその後大町の商店街で夕食。充実の一日が終わりました♪
翌朝、宿でゆっくり食事したあとに中山高原へ。以前に写真を見て行ってみたかったのとカフェ目当てです。とてもコンパクトな高原エリアなのですがプチ北海道みたいな雰囲気もあったりします。カフェでは美味しい珈琲でゆったりした時間を過ごすことができました。
中山高原を後にし、スタンプラリーの抽選のために山フェス会場へ立ち寄ります。ザックなどの商品があったようですがもちろんハズレ!何に使うかわからないようなアイテム(参加賞)をチョイスしてもらってきました(笑)
ここからは帰る方角へと移動して行き、大峰高原にある七色大カエデを見に行きます。もちろん紅葉にはまだまだですが、それでも一部分だけ紅葉が始まっていました。紅葉前なので人も少なくてのどかでした。
そしてランチは麓のカフェ。窓側の席からは正面に餓鬼岳を望む最高のロケーションです。どこへ行ってものんびりと過ごすことができます。
そろそろ帰る時間になるのですがもう一軒寄る所が・・・。安曇野ICそばのパン屋さんです。いつも時間が合わず寄れなかったのですが今回は平気でした。せっかくなのでイートインスペースで外を眺めながら・・・♪
※山麓編の写真は全てスマホです
ピンバッジは無料でいただけました
剥製の顔がイイ!
鷹狩山。恋人の聖地だそうですがカップルはいませんでした(笑)
まさに昭和。ボリューム満点です
[大町・昭和軒]
最高のロケーションです
そしてストロー・ベイルハウスのカフェ。スッキリした美味しいコーヒーでした
[大町・美麻珈琲]
ここもいいロケーションでした
大峰高原・大カエデ
フレンドリーでアットホームな空気が漂うカフェ
[池田町・風のいろ]
何処へ行っても山が望めますね(パンの写真を撮り忘れました)
[安曇野・パン カルモ]
ファーストエイドキット
学生時代のスポーツでケガが絶えなかったことなどもあり医療系の分野にはもともと興味があります。自分のケガは見よう見まねや独学で処置しても自己責任でOKなのですが、山に登るようになってからは少しでも正確な知識を得たくて、アメリカ心臓協会のCPR(心肺蘇生法)や消防署で行う上級救命講習などを受講してきました。ですがファーストエイドキットの中身については個人で吟味して用意しなくてはなりませんし、ザックの中に携行する訳ですから質と量のバランスはかなり考えさせられるものがあります。
できればお世話にならないほうがいいのですが、先日当ブログにも書いたようにこのキットの出番が訪れてしまいましたので少し書かせていただこうと思います。
メインの傷に関しては常駐パトロール隊の方にお願いし、その他の擦り傷などは自前のモノで処置しました。正直メインの傷に関してはあそこまでの傷を処置できるだけの正しい知識を持ち合わせていなかったので手が出せなかったというのが本音です。この点に関しては後日下肢の不調でかかりつけの整形外科を受診した際に医師に質問して教えていただきましたので、次回は正しく処置できると思います(妻は次回は無いっ!と申しておりましたが(笑))
もちろん医師でもなんでもない素人ですのであくまでファーストエイドの範囲内であることは忘れてはなりません。それでも最低限の知識と治療剤や道具は自身や同行者の万一のケガや体調不良のケアに不可欠なものだと思います。
今回役立ったのは救急用ハサミ(メデックシザー)と創傷被覆(ドレッシング)材です。ハサミは衣服の長袖部分を切り裂くのに驚くほどの切れ味でした。またドレッシング材で処置した患部は下山後救急で運ばれた病院でもこの傷はこのままでいいよと言われたのでかなり有効なものであることが証明されました。近年はこのような湿潤療法が定番になりつつあるようです。今回小さな傷は自分もそのような処置をしましたが、山の中でのケガについては衛生上や病院での処置までの時間の問題、そしてケガの程度など素人判断では危険なこともあると思います。さらに正しい知識を学び安全登山を心がけて登っていこうと思います。
キットの主な内容:
救急用ハサミ・トゲ抜き・安全ピン・ポイズンリムーバー・パルスオキシメーター・CPRポケットマスク・エマージェンシーシート・三角巾・ガーゼ・絆創膏一式・包帯・綿棒・テーピングテープ・アルコールカット綿・プラスモイスト・ヘモスタパッド・ハイドロコロイド包帯・防水フィルムテープ・ドルマイシン軟膏(抗生剤)・鎮痛剤(ロキソニン)・胃薬・下痢止め・その他常備薬など
今回感じて新たに仲間入りした「シリンジ」。注射器ですが少量の水で水圧により傷口を洗浄できるようです。