今シーズンいちばんのコンディション 烏帽子岳♪
晴天、微風、雪質も上部は申し分無し。そしてパートナーがサプライズで誕生日(正しくは前祝いですが)を祝ってくれるという今シーズン一番の山行となりました♪
そもそも東信エリアはその昔スキーでずいぶんとお世話になったのエリア。「山」では黒斑山くらいしか登ったことがなく馴染みの薄いエリアだったのですが、見直してみるとなかなか楽しそうなことが判明。少し前から計画し期待に胸を膨らませ出発したのですが朝も遅めだったため関越道の渋滞にハマるという不始末。ただこの日は上田市内泊の予定でしたので時間内で登れるところに行けばいいくらいの気持ちで渋滞中も飲み食い三昧♪(笑)CTを計算しながら最終的に決めたのは湯の丸スキー場から烏帽子岳のピストンに決定したのでした。スキー場駐車場に滑り込んだのも10時半という遅さですが、ここなら十分夕方前まで下山できて結構楽しめるはず・・・そんな思いで登り始めました。
スキー場脇から雪に覆われたキャンプ場を抜け、陽あたりの良い樹林を少し登ると湯の丸山と烏帽子岳の分岐になりますが、時間も遅いことから湯の丸山はパスして烏帽子岳へ向かいます。直進するルートは湯の丸山の山腹を巻くルートですが積雪期なのでトラバース道となります。ただしトレースがしっかりついているので問題なく歩くことができます。ひたすら巻いていくと烏帽子岳と湯の丸山の鞍部に到着。この鞍部で四阿山と根子岳がお目見え。ここまで来るとうっすら樹氷もちらほら見られます。稜線へと取り付く道を進むと樹林も少なくなり斜度も増してきます。
この日はほぼ最後尾のスタートでしたのでたくさんのトレースがついていて、ジグザグのトレースもありますがやはり冬なので直登させていただきます。モナカ状態の雪面の中はなかなかのパウダーで先行者のトレースを使うと逆に滑りやすいので時に蹴り込み踏み固め、またはトレースを外しながら登ります。登るにつれ周りのコンパクトな樹氷も美しさを増してきます。稜線に出ると絶景が広がり烏帽子岳へのビクトリーロードが・・・♪
山頂にはパートナーが先に到着したのですがおもむろにザックを開けて何やら支度し始めます。そう3日後がボクの誕生日なので手作りの切り文字で飾ったバームクーヘンでお祝いをしてくれました。ハッピーバースディサングラスは以前に焼岳(中の湯)で使用したものです(笑)
楽しく登って、最高の景色のなかで祝ってもらう最高のひと時でした♪^^
下山はスノーシューじゃないほうがラクなのですが人もいなかったのでそのまま下山、二人とも一度ずつ雪にまみれながら鞍部まで下りました(^_-)
鞍部でひと息入れた後は穏やかな陽射しのなかをのんびりぷらぷらと歩き進み登山口に到着。充実の山行を終え上田市内の宿へと向かったのでした・・・♪
スキー場脇の登山口。振り返るとゲレンデのバーンが輝いています
広々としたキャンプ場で湯の丸山がお目見え
明るい樹林を抜けると烏帽子岳と湯の丸山の分岐。初めてなので雪の量が多いのか少ないのかわかりませんね。ここでスノーシュー装着
鞍部まではずっと山腹を巻いて行きます
鞍部に近づくと烏帽子岳と稜線が目前に飛び込んできます
では稜線めがけて登りましょう♪
ここまでくるとうっすらと樹氷が綺麗です
たくさんのトレースが付いていますが直登のトレースをお借りしました
モナカ状態の中はパウダーで滑りやすいので時々スノーシューを蹴り込みながら…
登るにつれ周りの木々の美しさが増してきて、何度も足を止めて辺りを眺めてしまいます
空が近づくと間もなく稜線
素晴らしい景色が広がります。風も無いに等しく最高のコンディションです
お馴染みの八ヶ岳
浅間山の噴煙
手前湯の丸山と湯の丸スキー場
サプライズで誕生日を祝ってもらいました♪
冬にしては山頂でゆっくり♪ そろそろ帰りましょう
スノーシューではやや降りづらいですが人もいないのでそのまま下山
キャンプ場近くの雪原はどこでも歩きたい放題
影も長くなってくる頃到着。いい一日でした~♪ (^・^)
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