ちょこっととざん♪

パートナーの傷もほぼ完治しリハビリがてら近場の庭山・矢倉岳をほんの少し歩いてきました。
このあたりの紅葉は11月になってからなのでまだまだ緑がしっかりしていますが、山肌の色は夏の色とは明らかに違ってきています。涼しくなってきたためか駐車場所も山もなかなかの混雑ぶりでしたが、広い山頂でコーヒーを淹れてのんびりしました。あいにくの空模様で眺望はほぼゼロでしたが、秋の空気が漂い始めた低山ハイクを楽しむことができました♪

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雲が無ければ箱根・大涌谷が見えるのですが・・・

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秋の花?がたくさん咲いていました

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一葉だけ、小さな秋がありました

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ファーストエイドキット

学生時代のスポーツでケガが絶えなかったことなどもあり医療系の分野にはもともと興味があります。自分のケガは見よう見まねや独学で処置しても自己責任でOKなのですが、山に登るようになってからは少しでも正確な知識を得たくて、アメリカ心臓協会のCPR(心肺蘇生法)や消防署で行う上級救命講習などを受講してきました。ですがファーストエイドキットの中身については個人で吟味して用意しなくてはなりませんし、ザックの中に携行する訳ですから質と量のバランスはかなり考えさせられるものがあります。
できればお世話にならないほうがいいのですが、先日当ブログにも書いたようにこのキットの出番が訪れてしまいましたので少し書かせていただこうと思います。
メインの傷に関しては常駐パトロール隊の方にお願いし、その他の擦り傷などは自前のモノで処置しました。正直メインの傷に関してはあそこまでの傷を処置できるだけの正しい知識を持ち合わせていなかったので手が出せなかったというのが本音です。この点に関しては後日下肢の不調でかかりつけの整形外科を受診した際に医師に質問して教えていただきましたので、次回は正しく処置できると思います(妻は次回は無いっ!と申しておりましたが(笑))
もちろん医師でもなんでもない素人ですのであくまでファーストエイドの範囲内であることは忘れてはなりません。それでも最低限の知識と治療剤や道具は自身や同行者の万一のケガや体調不良のケアに不可欠なものだと思います。
今回役立ったのは救急用ハサミ(メデックシザー)と創傷被覆(ドレッシング)材です。ハサミは衣服の長袖部分を切り裂くのに驚くほどの切れ味でした。またドレッシング材で処置した患部は下山後救急で運ばれた病院でもこの傷はこのままでいいよと言われたのでかなり有効なものであることが証明されました。近年はこのような湿潤療法が定番になりつつあるようです。今回小さな傷は自分もそのような処置をしましたが、山の中でのケガについては衛生上や病院での処置までの時間の問題、そしてケガの程度など素人判断では危険なこともあると思います。さらに正しい知識を学び安全登山を心がけて登っていこうと思います。

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キットの主な内容:
救急用ハサミ・トゲ抜き・安全ピン・ポイズンリムーバー・パルスオキシメーター・CPRポケットマスク・エマージェンシーシート・三角巾・ガーゼ・絆創膏一式・包帯・綿棒・テーピングテープ・アルコールカット綿・プラスモイスト・ヘモスタパッド・ハイドロコロイド包帯・防水フィルムテープ・ドルマイシン軟膏(抗生剤)・鎮痛剤(ロキソニン)・胃薬・下痢止め・その他常備薬など

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今回感じて新たに仲間入りした「シリンジ」。注射器ですが少量の水で水圧により傷口を洗浄できるようです。


 

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後立山南部での貴重な経験

今回の夏の山行は2泊で後立山南部周回のプランだったのですがパートナーの負傷により残念ながら途中下山を余儀なくされました。

日頃より計画は十分に検討し装備も万全を期して行動中も安全登山を心がけていたつもりでしたが、おそらくどこかに気の緩みや油断があったのだと思います。
決して軽症とは言えないケガでしたが歩くことは可能なので二日目朝に常駐隊の方に同行をお願いして下山。登山口に待機していただいていた救急車で搬送していただき手術入院となりました。幸いにも運動機能に損傷は無かったので現在は快方に向かっております。

今回ケガをしてしまったことは自分たちのミスなので悔いても仕方のないことですが、そのことでたくさんの方々にご迷惑をお掛けしてしまったことを深く反省しております。新越山荘・種池山荘のスタッフの方々、大町警察署や遭対協、そして同行してくださった常駐パトロール隊のOさんとSさんには大変お世話になり心より感謝しており ます。そして皆さんが「ケガが治ったらまた来てくださいね」とかけてくれた言葉に本当に救われました。また、夜間小雨のなか新越山荘から種池山荘まで移動する際に食 べたおにぎりの温かさは忘れることはないでしょう。

気をつけて歩いているつもりでも注意力が散漫になっていたり、慣れからくる油断がとても怖いものだとあらためて思い知らされた今回の事故はある意味とても貴重な経験です。このことを肝に命じてこれからも登山を続けていきたいと思います。

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次回は必ず食べたい種池山荘のピザ♪

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新越山荘

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下山の朝、種池山荘喫茶室の窓から針ノ木岳方面を望みます

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お盆休み前の山さんぽ♪

7月中旬の家のイベント、そして天候不良等々で3週も歩いていなかったので軽めのトレーニングで大菩薩嶺へ。いつも通りの感じなので特筆することもないのですが、なかなかの暑さでまさにトレーニングになりました〜。おかげで上日川峠・ロッジ長兵衛のかき氷の美味いこと!(笑)

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トレーニングなのでザックの中身もバッチリ(笑)

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イチゴやメロンなどのプレーンなヤツは300円!

コマクサ目当てに静かな稲子岳へ♪

八ヶ岳の主稜線でもコマクサ開花の知らせが届きましたが、ひと足先に咲いているであろう稲子岳のコマクサに会いにいってきました。この日は山も少々蒸し暑さがあったのですがほぼ樹林帯のルートは陽射しをかわすことができるのでそこそこ快適な山さんぽとなりました。

朝みどり池入口のゲート前駐車スペースはまだ余裕たっぷり。森も前日くらいまでの雨で潤いたっぷりでイキイキとしています。みどり池まではそれほどの登りではありませんがこの日は少々湿度が高かったためいつもより暑さを感じます。(しらびそ小屋でも「今日は蒸し暑いから・・・」とおっしゃっていました)
しらびそ小屋前では池越しに天狗岳が出迎えてくれます。あと小屋の餌場や木々をリスたちが飛び回っていましたが夏のせいなのか動きが速くて思うように写真も撮れません(笑)

ひと休みしたあと中山峠方面へと癒しの樹林帯を進みます。中山峠に近づくにつれて傾斜も増してきますが最後の急登が始まる手前から登山道を外れて稲子岳へ。このルートは正規登山道ではありませんが踏み跡も明瞭でテープもあり自分的にはにゅうからのルートより入りやすいと思います。ちょっと楽しい岩場などを通過して進むと稲子岳西側の砂礫地が見えてきます。
以前よりしっかりした鹿柵に囲まれた群生地のコマクサの数は少なかったものの、根石のコル辺りのそれより色の薄い可憐なコマクサでした。稲子岳南壁から北壁の間を散策し腰を下ろしてのんびりした後はしらびそ小屋で久しぶりにお茶タイムです♪

ケーキセットをいただきながらくつろいでいる時に本沢温泉側の登山道のクリンソウが見頃を迎えていると聞いたのでくつろいだ後もう一度登山道を戻ります。そして潤いたっぷりのその場所には、可憐で華やかなクリンソウがしっかりと咲いていました。幸いにも誰もいないタイミングだったのでしばし写真撮影会となります(笑)

花を満喫したあとは再び小屋経由で下山します。この頃には小屋前も人で賑わい下山時もたくさんの方が登ってこられました。さすがに午後になると気温も上がり八ヶ岳らしからぬ暑さになってきます。ゲートに戻ると駐車スペースは車であふれていましたし稲子湯の駐車場も結構な台数が停まっていました。
コマクサ目当ての山さんぽがクリンソウのオマケ付きの大満足な一日となりました♪
さて今週末の三連休は山には行けないので1週お休みかな〜^^


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朝のゲート前。陽射しはすでに暑さが・・・

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綺麗な森に癒されながらゆるゆると進んでいきます

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苔たちがいきいきとしています

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朝のうちは天狗岳も綺麗に見られました

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素早いヤツら(笑)

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中山峠と本沢温泉への分岐

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段々と傾斜も増してきたりします

f:id:hiromu228:20170710200028j:plainこの先の登りがキツくなるあたりで登山道を外れます

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崩落地帯を突っ切ります

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稲子岳南壁が見えてきました

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ちょっとした岩場を通過します

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ここを登ると稲子岳南壁上部

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天狗岳が隠れてしまいました

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可憐なコマクサたちに会うことができました

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崩落地は以前より荒れたかな?

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コーヒー&レアチーズケーキのセット  700円♪

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本日のラッキーなオマケ「クリンソウ」♪

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梅雨の休息♪

この週末は山もお休み。とはいえ山に行かなきゃ行かないでやることが山ほど・・・(笑)
前回のお花たちをコラージュして載せてしまったので一枚ずつ載せて癒されてみました♪
(何度もしつこくてスミマセン^^;)

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